大阪教育大学里山整備活動記録

2023年5月12日

  • 天候:晴
  • 参加者:15名

本日の作業予定

本日の作業予定はA地区です

  • 林床調査
  • アオモジ、イヌザンショ、クロバイ、
    イヌツゲの除去

林床調査結果

  • ノヤマトンボ 計11株(C7、B7、C5、F6、A1)
  • コクラン3株(C6、E4、B4)
  • チゴユリ群落(F6), スミレ
  • 全域にわたってガンピの実生苗が多くなった。
  • キンラン1株(F6)調査地に於いてキンランは初めて。
  • 花・実を確認した種は、ガンピの花、カナメモチの花、ツクバネウツギの花、 チゴユリの実、ガマズミの実、B地区のウワミズザクラの実。

雑木の除去結果

 ・地図の
マークエリアにて雑木の除去実施。
 ・全域でアオモジ、イヌザンショ、イヌツゲ 等の苗木を除去したが、イヌツゲの根からの萌芽枝が目立つエリアが出て来た。 サクラの実生苗を育てるには、イヌツゲ親木の伐採を検討する必要があるかも。

A地区の植物

ノヤマトンボ2株
F6地区のチゴユリ
キンラン、花はしぼんでいた
これは何でしょう?
三裂葉のようですが。
幹は木本に見えました。
隣にはタカノツメの
同じぐらいの大きさの
苗が出てました。
ガンピの花
ガマズミの実
 B地区のウワミズザクラの実

2023年6月16日

  • 天候:晴
  • 参加者:13名

本日の作業予定

本日の作業予定はA地区です

  • 林床調査
  • 雑木伐採処理(イヌツゲ、クロモジ等)ササの除去

林床調査結果

  • ノヤマトンボ 計2株(A5、F6)未だトンボは蕾
  • コクラン(C1、E4)花は咲き終わったとこ
  • オカトラノウ(F6)初めての出現、周辺に複数株あり
  • キンラン(F6)は葉・茎がそのまま残存していた

雑木伐採処理結果

  • 雑木が多く繁茂し始めたので、本日はA1~F1の1列分だけの処理で終わった。
  • 全体にササの繁茂地が多くなった。ササの除去には時間が掛かりそうです。

A地区の植物その他

 F6のノヤマトンボ1株
F A5のノヤマトンボ1株
F6 オカトラノ、初めての出現
十両 ?
C1 コクラン10株の群生あり
E4 コクラン2株
ササの繁茂地が拡がってる

2023年7月21日

  • 天候:晴
  • 参加者:12名(内2名は実習生)

本日の作業予定

本日の作業予定はA地区です

  • 林床調査
  • 雑木伐採処理(イヌツゲ、クロモジ等)ササの除去

作業結果

  • 本日も高温のため、11:30から昼食休憩、午後は12:30~13:30の一時間だけの作業とした。
  • 実習生2名参加、ヒサカキ伐採等の実習をした。
  • ノヤマトンボ、キンラン、コクランの自生場所に黄色に着色した竹片でマーキングをした。
  • C1エリアに10株以上のコクランの群生地がある。
C1エリアのコクラン群生地(こもれ日が当たる程度の明るさ)
伐採実習
ササ刈り作業
ササ刈り作業後
C1 ノギラン(整備対象地域外)

2023年12月8日

  • 天候:晴
  • 参加者:12名(内実習生1名)

本日の作業予定

  • A 地区

    イヌツゲ・イヌザンショ・クロバイ・ヒサカキの苗木伐採、ササ除去

  • B 地区

    ヒサカキ伐採

作業内容と結果

  • 午前中はA 地区での全員作業
  • 午後はA 地区とB 地区に分かれて作業
  • 実習生はコナラの枯木の除去と伐採、ヒサカキ伐採等をした。
  • E4地区でコクランの葉が残っていた。調べると、コクランは常緑性で葉は2年にわたって残るとのこと。
  • ヤブムラサキ、ソヨゴの実が目立った。
  • ササを除去している時に鳥の巣が見つかった。何の巣か分からなかったので調べるとウグイスの巣のようである。
       ウグイスは草むらや竹林の地面に近いところに巣を作る。葉の裏につく虫などを食べる。
       蛇に卵を取られる可能性が高いので、雄は自分の縄張り内に複数の雌に巣を作らせ、卵を
       産ませる。ウグイスは一夫多妻。
A 地区ヒサカキ伐採前
A 地区ヒサカキ伐採後
コナラ倒木除去
B 地区ヒサカキ伐採
B 地区イヌツゲ伐採
ササ除去
ウグイスの巣 ササの枯葉で作られている。
地面より5050㎝ほどの高さに作っていた。入口は横向き。
EE4エリアのコクラン
 
A地区にはカエデ類は無い、コナラの黄葉が秋の景観です

2024年3月22日

  • 天候:晴
  • 参加者:13名

本日の作業予定

  • A 地区
    • 区割り表示板の確認
    • 2年前に確認したサクラ苗木の確認
    • 雑木除去
  • B 地区
    • ヒサカキ伐採

作業内容と結果

  • A 地区
    • 落ちた表示板は8枚、元へ戻す作業終了したが、D6の表示板が割れた、F2・B4の看板見つからず不明。 プラスチックで無くて長持ちする材料の選択が必要。
    • 区割りの境界に積んでいた伐採樹木が朽ちて来たせいで、境界線が確認出来なくなった。今後どうするか、要検討。
    • 2年前にマーキングしたサクラ苗木22本は、半数近くが確認出来なかった。竹片のマーキングが見つからない分も多い。 新しい実生苗もあるので、次回から再度調査対象実生苗のマーキングを実施する。
    • 2~3mに育ったサクラ苗木が4本が健在。
    • マツの実生苗が増えた。
    • 枯れたコナラも多く、このままでは何時折れて、落ちて来るか分からない。 安全の為に次回から優先して枯れたコナラの伐倒作業を実施する。
    • 南東隅の一番低いエリア(F1,G1,E2,F3等)は整備作業が十分出来ていない。次回から優先して雑木処理を行う。
    • E2のアオモジの親木は、1本だけ残った枝の花が咲いていた。
    • 野草はスミレだけでした。
  • B 地区
    • ヒサカキの伐採をした。
冬枯れの里山景観、裸木はコナラとサクラ