観察会記録(2023年12月度)
森林文化のホームページへ

どんづる峯〜寺山〜教育大作業地へ



観察会 : 2023(令和5年)年12月22日(金)  時間 : 9時25分〜13時15分  天候 : 晴

コース : (集合)二上駅→どんづる峯入口→景勝地見学→東尾根どんづる峯ピーク(154m)→地下壕
      →西尾根→ダンノハラ山(197m)→12:35寺山(293m)→大阪教育大作業地(解散)

コース・タイム :
      9:25「二上駅前」出発→10:15どんづる峯入口→景勝地見学→10:45東尾根どんづる峯ピーク
      (154m)→10:55地下壕西尾根→11:35ダンノハラ山(197m)昼食後12:00出発→
      12:40寺山(293m)→13:05大阪教育大作業地分岐→13:15作業地入口体操場所で解散

参加者 : 11名

<観察会概要>
  この冬一番の寒さの中、二上駅に11 名が集合し9:25 に出発。「どんづる峯」入口までは多少の登りはあるがほぼ平たんな道路歩き入口手前のトイレで小休止。「どんづる峯」入口には10:15 到着。左には大きな「奇勝どんづる峯」の看板、右には「ダイヤモンドトレール起点」の石板があった。
  階段を上り案内板を過ぎるといよいよ県天然記念物の「どんづる峯」。サヌカイトやザクロ石閃緑岩などの岩石が産出するらしいが、奇岩に見とれて全く気付かず。凸凹の地面は意外とすべらない。
「屯鶴峰(どんづる峯)」という名前は、遠くからながめると松林に多くの鶴が屯(たむろ)しているように見えることから名付けられた。東峰の「どんづる峯」頂上は154m。二上山が近くに見える。
  太平洋戦争中に造られた地下壕に向かう。地下壕を覗くと反対側の明かりが見えるが水たまりがあって抜けるのは無理。この地下壕は本土決戦を想定して戦闘指令所として建設されたらしい。建設後すぐに終戦となり使用されず、いまは一部が京都大学防災研究所附属地震予知研究センター屯鶴峯観測所として使用されている。地下壕見学後はダンノハラ山197mに向かい昼食。風が冷たく早々に出発。
  奈良県から大阪府に入り今回の最高峰の「寺山」294mに到着。昇りがけっこう長く少し汗ばむ。二等三角点を前に集合写真。
  あとはいつもの作業場に向かって下っていくのみ。作業場B地区の南東端の標識を見た時は懐かしい感じで感激。歩きなれた活動場所で元気を取り戻した。
  極寒の中のスタートで寒かった。歩いているときはましだが止まると寒さが応える一日だった。それでも、空は青く大阪市街が見渡せたし、どんづる峰の奇勝と地下壕は一見の価値ある風景だし、倒木のあるけっこうヤブ漕ぎ状態の歩きもあり、なかなか楽しい一日だった。いつもの作業地に着いたら見慣れた我が家のようで会話もはずんだ。
  寒さのせいか予定よりもかなり早く解散場所に到着。
どんづる峯 地下壕入り口
歩いた距離と標高

このページのトップへ