観察会記録(2022年3月度)
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和歌山県古座川町日帰りバスツアー
観察会 : 2022(令和4年)年3月11日(金) 時間 : 7:15〜19:25 天 候 : 曇り コース・タイム : 7:15ダイワハウス前出発→7:25難波→9:15印南SA→11:10「道の駅滝の拝太郎」 「滝の拝」見学→12:05「道の駅一枚岩」 昼食、一枚岩見学→12:45嶽の森登山口 →ナメトコ岩→14:20嶽の森山頂(雄岳)→(雌岳)→豆腐岩→15:50下山 16:00「道の駅一枚岩」出発→吉備湯浅PA→19:25大阪着 参加者 : 17名 |
【観察会の概要】 今年度最後の観察会は、バスで和歌山県古座川町に行き、川床に様々な岩穴があり中央には滝がある「滝の拝」、国の天然記念物に指定されている高さ100m幅500mの巨岩「一枚岩」の見学、一枚岩の対岸にそびえる絶景の名峰「嶽の森山」に登ることになった。大阪出発時は晴れていたが古座川町は概ね曇り。雨の心配はなく,暑くもなく登山には丁度良かった。 11時10分 「道の駅滝の拝太郎」に到着。営業日は土日祝日のみという事で辺りは閑散としていた。 |
「道の駅滝の拝太郎」とその周辺の景色 |
滝の拝 滝の拝は和歌山県指定の天然記念物。付近の川床は約1Kmにわたり熊野層群下里累層が露出して出来ており、小石が水流で転がって岩石を削り次第に深い穴になった甌穴(ポットホール)が多数形成され、その一部が水路状になり、奥が落差約8mの滝になっている。 11時40分バスで出発、12時5分「道の駅一枚岩」に着く。昼食後「一枚岩」を見学。 |
「道の駅一枚岩」 国指定天然記念物「古座川の一枚岩」は高さ100m、幅500mの大岩壁で、冷え固まったマグマの塊が大地の隆起によって地表に現れ、川に侵食されて1面の岸壁となった。この岩はこのあたりから20Km以上も東に向かって続いる。 |
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12時40分バスで嶽の森山登山口に移動。12時45分登山開始。 |
嶽の森山登山口 | 登山の様子 | ナメトコ岩 |
嶽の森(雄岳)山頂で集合写真 |
雄岳からはすぐ隣に雌岳が見え、雌岳には 「巌の巨人(いわおのジャイア ント)」と呼ばれる巨岩がある。 | ||
巌の巨人 | 雌岳山頂 |
急勾配の道を下る | 豆腐岩(花崗斑岩の柱状・板状節理) |
嶽の森のパンフレットによればコースタイム3時間、コース距離4.5Km、標高376mとあるが難易度は中級〜上級とされており、当初予想していたより厳しい山だった。 |
16:00「道の駅一枚岩」駐車場を出発、大阪に向かう。 今回は日帰りの観察会としては少し遠すぎるかなと思っていましたが、古座川町の山深い里の様々な自然に接する事が出来、観察会らしい中身の濃い充実した観察会になったのではないでしょうか。 19時25分大阪着。皆様お疲れさまでした。 |