観察会記録(2020年9月度)
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神戸ワイナリー見学会

観察会 : 2020(令和2年)年9月11日(金)   時間 : 10時〜14時

天 候 : 曇り時々雨

コース : 神戸地下鉄西神中央駅集合→神姫バス→神戸ワイナリー

コース・タイム :
       神戸地下鉄西神中央駅集合(10:00)→神姫バス→神戸ワイナリー着→見学→昼食BBQ→
       現地にて解散(14:00頃)

参加者 : 18名
<観察会概要>

 神戸ワイナリーは、もと神戸市立農業公園として、ワイン醸造等を核とした農業振興を目的に開園した。
「気候・土壌条件」「大規模省力栽培」「需要の増大と市場性」の3点から、栽培する果樹に『ワイン専用ブドウ』が選ばれた。現在は「神戸ワイナリー」としてワインの醸造や西区、北区にある専用の畑とワイナリー内の畑の計約40 ヘクタールで、ぶどうの栽培を行っている。(赤ワインとしてカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを、白ワインとしてシャルドネ、リースリング、信濃リースリング)
神戸ワイナリー
間もなく収穫されるぶどう畑で(カベルネ・ソーヴィニヨン種)生育状況等の話を聞く。
                       ぶどう畑で
 ぶどう畑を後にして工場内の見学(仕込場、搾り機、醗酵タンク等)ビデオとガイドによるワイン製造工程の説明→
                 からし
            皮仕込タンク
↑このタンクは主に赤ワイン製造に使用され、除梗・破砕機で潰された原料ぶどう顆粒をいれ、液温を一定に保ち赤ワインとし、 タンク内で絞った後に工場内の醗酵タンクで完全に発酵させる(赤ワインは色素を出すため果汁と皮を一緒に付け込んで醗酵させる)
圧搾機

潰された原料ぶどうを搾り、工場内の処理タンクに送る。搾り粕はぶどう畑に還元され肥料となる。
 場内を廻った後は赤、 白、ワインの試飲。午前の部を終え場内にあるKOBE WESTへ、コロナを意識した席配置で神戸産の肉と新鮮な朝採れ野菜で昼食のBBQを味わう、すぐ横の斜面下に茅葺の民具農具展示館が見渡せる。
             民具農具展示館

 1820年築の江戸時代の代表的建築古民家で、寄付を受け垂水区名谷町より移築。
最後は場内入り口での記念写真、本年度2回目の観察会は、のどかな郊外で一時を過ごした 。

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