観察会記録(2019年 8月度)
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奈良県:玉置山と玉置神社の巨樹見学

観察日 : 2019(令和元年)年8月23日(金) 時間: 約12時間(歩行時間2時間)

天 候 : 雨時々曇り


コース : 玉置神社駐車場→玉置神社(参拝と巨樹見学)→玉置山山頂→玉置神社駐車場
     →温泉地温泉滝の湯(入浴)

コース : 7:45近鉄難波駅前→(阪神高速・南阪奈道・京奈和道・国道168号・425号)→11:45玉置神社駐車場
・タイム (昼食)→12:40玉置神社千年杉→12:50玉置神社→(参拝と巨樹見学)→13:20玉置山山頂→
     13:45玉置神社駐車場→14:35滝の湯 同発15:35→19:45梅田着 解散

参加者 : 18名
「観察会概要」

  近鉄難波駅前にて本日参加の18 名が全員バスに乗車し出発した。途中2 回のトイレ休憩を取り、予定時間を少し遅れ玉置山駐車場に到着した。出発時雨は降っていなかったが、近づくにつれ、激しい降雨があり不安がつのったが、駐車場に到着すると幸いにも雨がやんでいた。バス内にて昼食を摂った後、予定コースを変更し、まず玉置神社に向け、歩きをスタートした。
  参道脇ではヤマジノホトトギス、キバナホトトギス(多分)、イワタバコ、コウヤボウキなどかわいい花を観察することができた。

 又天然記念物の玉置山の枕状溶岩堆積地との看板があったが、崖を見上げても、どれが枕状か良く分からなかった。
  神社前につくと玉置神社の大杉との看板が見られた。この大杉は県下一で、幹回り10m、高さ45m、樹齢約1000 年との表示。右の写真、人と比べるとその大きさが良く分かる。お二方の背後の杉も大きいが、この木には名前がつけられていない。
  玉置神社の境内にはこの他に樹齢3000 年の神代杉、常立杉、磐余杉、浦杉、夫婦杉など巨樹が一杯。これらは奈良県天然記念物に指定されている。どれほどあるのか。
  玉置神社は大峰山脈の南端に位置する標高 1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座し神武天皇御東征の途上として伝承されている。創立は紀元前三十七年第十代崇神天皇の御宇 (3 世紀末?)に、王城火防鎮護と悪魔退散のため早玉神を奉祀したことに始まると伝えられている古社である 。
  神社本殿前にて集合写真を撮影。 参拝 した後、境内にある神代杉、夫婦杉などを観察した。

  ここまで雨は降らず、まだ 1時間程度降雨はないとの観測から、 折角だから玉置山山頂に行きたいとの皆さんのご要望を頂き、山頂に登ることにした。
  途中に玉置神社の基となったと云われる玉石社を通り、約 30分で山頂に到着。山頂に設置された鐘をついた。
  全員揃ったところで万歳三唱と記念撮影。

  生憎景色を楽しむことはできなかったが、標高 1077 mの山頂を踏み、ガスで少し霞む幻想的な道を歩くことができ良かった。





   
  玉置神社から玉置山山頂、 駐車場への分岐までは世界遺産の大峰奥駆道の一部である。その分岐道を駐車場へ下山し、14 時前に駐車場に帰ってきた。 朝のバス車中での激しい降雨を見て、本日は歩けるのか本当に心配したが、晴れ女が参加しているので、きっと大丈夫ですよと言われ、結果その通り現地につくと雨が止み、コースは逆になったが、当初の予定を歩けたのにはビッ クリでした。 晴れ女に感謝です。
  帰りに滝の湯にて入浴、ビールを一杯、さっぱりしたところでバスに乗車。道路事情で大阪到着は少し遅くなったが、有意義な一日だった。
本日の行程マップ(歩行距離2.4km)

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