観察会記録(2018年 6月度)
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近江・五箇荘&中山道町歩き

観察日: 平成30年6月29日(金)   時間:約9時間    天候:くもり、雨

コース :  梅田ダイワハウス前集合(バス)→五箇荘観光センタ→弘誓寺(ぐぜいじ)→安福寺→外村繁邸→外村宇兵衛邸
       →中江準五郎邸→金堂まちなみ交流館→近江商人博物館(昼食)→中山道石塚地区→石塚→理塚跡→
      片山半兵衛 間の宿→旭屋(和菓子)→大郡神社→御代参街道(伊勢神宮へ)→旧五箇荘郵便局→五箇荘支所
      →かがみの里→竜王IC→大和ハウス前

参加者 : 16名


コース・タイム
梅田ダイワハウス前発7:20→五箇荘観光センター9:35→金堂地区散策→近江商人博物館着(昼食)11:50→
中山道石塚地区スタート12:40→五箇荘支所着13:40→かがみの里14:15→桂川パーキング15:15→大阪着16:30

「観察会概要」

大阪駅に着くや否や大粒の雨が降り出し、慌ててリュックから雨傘を取り出しダイワハウス前へと急いだ。バスは渋滞無く順調に進み、予定より早く現地に着いた。

観光センターで女性ガイドさんお二人と待ち合わせし、午前・午後とも案内頂いた。午前は五箇荘金堂の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)を歩いた。白壁、葦葺き屋根、錦鯉が泳いでいる水路、舟板を焼いた板塀など落ち着きを感じさせる町並みであった。また各屋敷内では昔の生活に用いた調度品、畳、床柱、蔵などを興味深く見学した。
 弘誓寺(グゼイジ)で記念撮影した後、
 五箇荘商人屋敷へと向かった。
葦葺きの屋根にはアワビの貝殻が貼り付けていたのが印象的であった。
ガイドさんの説明では近江商人とは五箇荘、高島、八幡、日野各地域の商人のことで江戸時代から明治にかけて活躍した。地元で商いするのではなく他国の特産品を行商で稼いだらしい。現在のワコール、西川ふとん、日本生命、みずほ銀行等の礎となったとの事。





外村邸では蔵、舟板を焼いた板塀、川戸と呼ばれる屋敷内に水路を引き込んだ洗い場、ナンテンの床柱、まわし戸、畳など当時の生活が強く感じられた。


花筏通りをいく






次に花筏通りの三中井 (みなかい) 百貨店の創始者である中江準五郎邸へと向かった。

室内には滋賀県の伝統郷土民芸品である小幡土偶(オバタデコ) 、節句人形、祭りのみこし、十二支に因む人形 など多数展示され ていた。300年前から造り始め中山道、御代参街を往来する人々に親しまれていたそうだ。



 金屏風の間で記念写真。





江商人博物館へ向かい昼食・休憩をとり、 午後からは中山道町歩きでスター ト地点の石塚区へ向かった。


写真のように石塚一里跡に碑が建てられていた。 金刀比羅大権現、大郡神社、京町屋風商家を過ぎ伊勢神宮 ・多賀大社へ通じる御代参街道分岐の標がみられた。次に旧五箇荘郵便局を経て東近江市五箇荘支所に到着した。

本日の天候は朝から雨が降ったり止んだでしたが、幸いにも屋外で行動中はあまり雨に降られず無事にゴールの五箇荘支所に着いた。
暑い中お疲れさまでした。






下記のルートマップはNさんから提供頂いた情報です。

蔵屋敷巡り:約 1.1km
中山道 :約 2km
     

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