観察会記録(2018年 5月度)
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奈良県鳥見山公園周辺と吐山スズラン群落

観察日: 平成30年5月25日(金)   時間:5時間30分    天候:晴れ

コース :  近鉄榛原駅(10時集合)→吐山スズラン群落地バス停→吐山スズラン群落地→香酔山→貝ケ平山→鳥見山
       →鳥見山公園展望台→鳥見山公園→近鉄榛原駅(15時30分解散)

参加者 : 16名
<観察会概要>

 近鉄榛原駅を10:11発「針インター」行きのバスに乗車。吐山スズラン群落地バス停には10:23頃到着。
舗装された緩やかな坂道を800m程歩くとスズラン群落地に着く。
スズランはユリ科の多年生草本で本州中北部の高山や北海道に多く自生する。 西日本でも一部関西、九州などの山地でみられることがある。
この地は海抜500〜600メートルに位置し、夏季でも清涼である。周囲のクヌギ、コナラなど落葉広葉樹が直射日光を遮り、これらの条件がスズランの生育に適していると考えられる。
この地はスズラン自生南限地帯
の群落として貴重である。
スズラン群生地を出発して、よく手入れされた杉の人工林の間を直登する。 途中休憩をはさんで11時半頃
香酔山に着く。 この登りは今日の最大の難関で、かなりきつく登坂は大変だった。
香酔山(795m)の山頂は樹木に覆われており展望はない。
手造りの小さな標識がなければそのまま通り過ぎていき
そうな山頂である。
 香酔山から鞍部まで下り再び登ると貝の化石が出ると言う貝ヶ平山 (822m)に着く(12:10)。 ここで昼食をとる。
昼食が終わってから、角が欠けた三角点の向きがおかしいのではないかと話題になっていた。

ここでも集合写真を撮って12時50分鳥見山に向かって出発する。
貝ヶ平山を出発してからは歩きやすい道になった。13:30頃鳥見山(734m)に到着。

しばらく休憩を取って鳥見山公園展望台に向かう。
14:00頃鳥見山公園展望台に到着。

展望台からは大和盆地、宇陀の山々の絶景が一望できた。

少し下りて勾玉池へ。
玉池には蓮の花が咲き、多くの鯉に混じって外来種と思われる亀も泳いでいた。
今日のハイキングは好天に恵まれ、日中は暑くなるとの予報だったが、山中の風は涼しく、快適な山歩きができた。

全員無事に下山、15:30近鉄榛原駅で解散した。
足跡図です。 歩行距離は約8Km。

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