観察会記録(2017年 11月度)
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六甲山シュラインロード観察会
観察日:平成29年11月24日(金) 時間:10:00〜15:30 天候:晴れ コース :神鉄有馬口→シュラインロード→六甲ケーブル→寒天道→渦森台バス停 参加者 : 17名 コース・タイム 10:00 神鉄有馬口駅→10:20 山王神社→11:00 逢山峡→11:40 三体仏・シュラインロード入口→12:10 行者堂(昼食) →六甲山ホテル前→13:20 六甲山自然保護センター14:00 六甲ケーブル山上駅・一次解散→14:20 寒天道 →展望広場→15:10 環境科・整備地区観察→15:30 渦森台バス停・解散 |
「観察会概要」 有馬口駅を北側に出て踏切を渡り10 分程で石の鳥居がある山王神社(創建は不明であるが、源の義経が一の谷の戦勝を祈願して弓矢を奉納したとの伝承がある)に到着する。境内にはツクバネガシやツガの巨木が凛としてそびえている。 観察後、阪神高速北神戸線高架の下を橋は渡らず左折してシュラインロードを目指 し紅葉の中を歩く。 奥山砂防ダムを見ながら進むと、地蔵の滝が水しぶきをあげながら流れ落ちている。 |
山王神社での観察会 | 阪神高速北神戸線 | |
紅葉の中を歩く | 地蔵の滝 | シュラインロードの分岐 |
逢山峡を道なりに進むと登り坂があり、林道を進み広い開けた場所に出るとシュラインロードの分岐道標がある。左折して登り坂を進むと大きな石の鳥居があり階段を登ると裏六甲
ドライブ ウェイに出る。渡るとシュラインロード入口なっており三体仏&九体仏が周辺にあると案内がある。 シュラインロードは六甲山には多くある古道の一つで、江戸時代中期に北摂方面から農林物産、灘方面からは海産物が運搬され道中の安全や商売繁栄を願って、地元の人々により石仏 37体が建立された。(シュラインロードの謂われは道脇に多くの石仏が並び行者堂もあるので、外国人から呼ばれるようになった)つづら折りの登り坂を歩くと、曲がり角などに観音様の野仏が安置されている。 更に登ると役の行者祠内部に役小角(えんのおづね) 、前鬼、後鬼、 不動明王が祀れている。 |
地蔵尊 | 役の行者祠 |
13時20分に六甲山自然保護センター到着。 795 mの高台からは大阪湾や神戸港の眺望が良い。下には記念碑台があり明治時代、六甲山開発 (植林や登山道の整備や砂防など)に私財を投げ出し尽力された英国人アーサー・ヘスケス・グレームの偉業碑と胸像が建立されている。 (戦争で壊され、昭和 30 年に再建された)自然保護センタ―には六甲山の動植物や地形が展示されていた。ケーブルを利用する方は、六甲ケーブル山上駅で第一次解散を行う。 |
自然保護センター | 六甲ケーブル駅 | 山道の補修材料 |
ケーブルを利用しない科員は、六甲山ケーブルから5分位のところに寒天道の案内があり、階段を下る。暫く歩くと紅葉が残っており進むと展望広場があり、大阪湾をここでも展望する。 I さんから六甲山系グリーンベルト整備事業について説明を聞く。同事業に賛同し森づくりに企業や市民団体が活動している場所を案内頂き又、 シニア自然大学校・環境科が同様な活動をしている場所も見学した。我々にも参考なるグリーベルト整備事業を見学し渦森台バス停に到着した。 |
六甲山系グリーンベルト整備 | シニア自然大学校・環境科の整備状況 (落葉樹植林) | |
センボンヤリ(種子) | マユミの紅葉 |
山王神社 | 六甲山自然保護センター(記念碑台) |
大阪湾 | |
大阪湾 眺望 |
歩行距離 有馬口駅〜六甲山頂ケーブル駅 9.5km 有馬口駅〜渦森台バス停 13.0km |