観察会記録(2017年 10月度)
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福井県・大野城見学と取立山登山
観察日:平成29年10月26日(木)〜27日(金) 時間:大野城・市街散策 2.5時間 天候:快晴 取立山登山 4時間 コース : 26日:ダイワハウス本社前→北陸道福井IC→大野市→大野城・周辺散策→九頭竜湖夢の懸け橋 →ホテルフレアール和泉 27日:宿舎→取立山登山口→こつぶり山→取立山山頂→登山口→福井恐竜博物館 →北陸道福井北IC→大阪着 参加者 : 19名 コース・タイム @ 8:00 ダイワハウス前発→12:00 大野市着(昼食)→12:45 大野城散策→ 16:15 夢のかけ橋 →17:00 宿舎 ホテルフレアール和泉着 A 8:15 宿舎発→ 9:15 バス トラブル発生→10:00 代替バスで出発→10:15 取立山登口着 →12:20 こつぶり山着→13:27 取立山着→14:40 登山口着→ 15:40 恐竜博物館 →北陸道→21:00梅田着 |
<観察会概要> 26日(木): 8時に大阪を発ち約4時間で福井県大野市に到着した。 平成大野屋ハイカラ茶屋で昼食後、ガイドさんと共に大野城と街中を散策した。 越前大野城は盆地に囲まれた山城であるため備中松山城、兵庫県の竹田城と共に日本三大天空の城と称されている。 1575年に金森長近により築城され、現在の天守は昭和に再建されたものである。お城からは冠雪した白山山頂の一部が望まれ 、明日の山行への期待が高まった。 |
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次に城下の朝市が開かれる七間通りで和菓子屋、 酒造店など生活に馴染んだ 町並みを、寺門通りでは各宗派の寺の説明を受け大野市の歴史の深さを感じた。 | |
その後、九頭竜湖にかかる夢のかけ橋(箱ケ瀬橋)まで行き山並みの黄葉を見た。 今宵の宿泊先ホテルフレアール和泉で温泉に入り食事した後、 科員から差し入れの焼酎と日本酒でさらに二次会が盛り上っった。 |
27日(金): 翌日はいよいよ本番の取立山登山である。 快晴で早朝8時に宿を発ち大野の北に位置する登山口へと向かった。 ところが登山口までもう少しのところでバスのトラブルで全く動かなった (後日 、発電機の接続端子・配線不備が原因との報告 )。 大和観光の迅速な対処により代替バス(勝山観光)で登山口へと向かうことができた。 準備体操した後、 予定時刻より1時間遅れの登山開始となったが澄みきった青空のもとみんな気分は絶好調。 |
登山ルートは大滝コースから入り、こつぶり山・ 取立山山頂を踏んだ後、取立山コースを下山するルートで自然林の中を歩くことができるすばらしいコースとのこ と。 | |
さて準備体操した後、 いよいよ登山開始である。 道沿いにはミソガワソウ?と思しき紫色の唇弁形の花が所々に咲いていた (ご存知の方は連絡ください)。 ミズナラ、クロモジ、ブナなどの黄葉とヤマウルシ、ミヤマガマズミの紅葉の中を大滝へ進む。 |
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落差30 mある大滝の滝つぼでマイナスオンをたっぷり浴び身と心を清め上部へと向かった。 大滝からは濡れた岩場が続いてるためロープが設置され滑らないよう緊張しながら全員無事に通過することができた。沢沿いにはトチノキ、サワグルミが現れ、しばし変化を与えてくれた。 |
小休止した後、 黄葉に染まったこつぶり山を前にナナカマドの赤い果実が出迎えてくれた。徐々に高度を稼ぎながら歩くうちにこつぶり山山頂に到着した。 山頂からは冠雪した見事な白山連峰の峰々を眺めながら昼食をとった。 |
しばし眺望に見とれた後、ミズバショウの群生地、避難小屋を経て約20分で取立山山頂に立った。 みんなの達成感が感じとられる。 取立山1307m三角点はこの地点から西側で確認した。 |
ヤマウルシ(幼木)の紅葉 |
山頂から下山途中に南に荒島岳の優しい山容が見え、機会があれば登ってみたいと思わせる山並みであった。 登山口で小休止した後、福井県立恐竜博物館へと向かった。 |
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博物館は勝山市にあり平成12年7月オープンし遠くからでも目立つ卵型ドームの建物で、館内を30分ほど見学し大阪へと向かった。 名神高速道大渋滞の情報で急遽舞鶴から京都縦貫道を経て午後9時に全員無事に帰阪した。 |
今回はいろいろとトラブルがありましたが、それにも勝る自然の安らぎや美しさを満喫できたのではないでしょうか。私は十分満足して帰りました。(記録者談) |