観察会記録(2017年 7月度)
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兵庫県・有馬温泉癒しの森ハイキング

観察日:平成29年7月14日(金) 時間:4時間  天候:晴れ

参加者:18名

コース・タイム  10:10神鉄・有馬温泉駅→10:15金の湯前→10:30鼓ケ滝公園→10:50虫地獄・鳥地獄
          →(魚屋道)・11:40魚屋道休憩所(昼食)→12:25六甲山最古トンネル案内板→(筆屋道)
          →12:45展望デッキ→13:15瑞宝寺公園→13:45炭酸泉源公園→(有馬温泉街)
          →14:00金の湯前にて解散→希望者(11名)のみ金の湯入浴
 
 
「観察会概要」

 神鉄・有馬温泉駅改札口にて、本日参加の18名が全員集合した後、鼓ケ滝公園へ向かい、本日のハイキングをスタートした。
有馬川沿いから金の湯前を通り、途中沢山の実をつけたヒマラヤスギを見て、20分程で鼓ケ滝に到着。ここで滝の見学と一休み。
 この滝は、滝音が鼓のように聞こえるところから、名付けられたとのこと。初夏の夕暮れにはホタルがあたり一面に飛び交うのが見られるとのことです。ここで集合写真を撮影した。
 鼓ケ滝公園から本日の目的である、有馬温泉癒しの森への入り口である、魚屋道(ととやみち)登山口に向かい少し歩くと小さな祠と地獄谷と書かれた案内板があった。この直ぐ脇の道が魚屋道です。魚屋道は神戸の海浜でとれた魚を魚屋さんが有馬に運ぶために利用していたことが名前の由来です。六甲山頂方向にゆるやかで、道幅も広く歩きやすい登り道を途中有馬への近道の分岐点で少し休憩し、1時間弱歩き、休憩所に到着した。ここで少し早い昼食を摂った。

*地獄谷・・愛宕山の麓ではかって3つの穴から温泉が湧き炭酸ガスが発生。これに近づいた鳥や虫が死んだ為、鳥地獄・虫地獄・炭酸地獄と呼ばれた。
*有馬温泉癒しの森
駅や魚屋道の案内マップには必ず有馬温泉癒し森と表示されている。休憩所では立派な散策マップのパンフレットが置かれていた。 この有馬温泉癒し森は平成18年度に散策や自然観察を 楽しみ、心癒す場として新たに整備されものです。温泉街から少し歩くだけで、アリマノスズクサなどアリマと名のつく植物やコバノミツジ、シチダンカなど貴重な植物が見られ、豊かな自然をより親しんで貰うために、遊歩道を整備し、解説板や休憩所が設置された。
 昼食を摂ったのち魚屋道を続いて少し歩くと六甲山最古のトンネル跡の解説版があった。但し現在は山崩れの為、あたりを見てもそれらしい物を見つけることができませんでした。更に少し行くと魚屋道と筆屋道の分岐点があり、筆屋道方向への下り道を歩く。
 屋道は道が荒れており、山崩れやいたるところに倒木があり歩き難い。あまり人が歩いてないようです。転ばないように注意しながら歩くと、三田市の有馬富士が望める展望デッキに到着、しばし眺望を楽しんだ。
 展望デッキから更に森の中を歩くと川沿いの道にでた。その川を渡渉し、又遠くに太鼓滝を見て、展望デッキから30分ほどで瑞宝寺公園に到着した。途中トイレがなかった為、ここでトイレ休憩した。

*瑞宝寺公園
明治に廃寺となった黄檗宗瑞宝寺の跡地に整備された公園。 豊臣秀吉もたびたび訪れており、ここの紅葉が気にいった故事から日暮 らしの庭、 錦繍谷の別称がある。秀吉が囲碁をさしたとされる石の基盤も公園内に残されている。 又残されている山門は 伏見桃山城から移築されたものとのことです。
 瑞宝寺公園 から炭酸泉源公園まで歩き、源泉の炭酸水を少し味見したが、あまり上手くはなかった。更に妬泉源を見学し、有馬温泉街を散策。14時頃に金の湯に到着した。ここで本日の観察会は終了し、解散した。
解散後、 希望者 11名が金の湯に入浴。さっぱりした気分で帰りました。
後記 :本日 の観察会は天気が良く、少し暑い日でしたが、鼓ケ滝や魚屋道を登り、山の中ではそれ程でもなかった。又魚屋道の登りは比較的緩やかで歩き易い道でしたが筆屋道はあまり手入れさておらず、道が荒れていたのが残念でしたが適当な歩行距離で楽しむことができました。今回 は時期が悪かったのか、花見られなかったのも残念だった 。5〜6月若しくは紅葉の時期に再度来てみたいと思 います 。リーダーのNさん有り難うございました。

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