第2回磯長小学校水辺観察会実施記録
記録:08.10.26 浜嶋
1.開催年月日 平成20年10月3日(金) 9:20〜14:10
2.観察会実施場所 石川金剛大橋上流域
3.主催 磯長小学校 後援 大阪府教育センター
テーマ 「川で遊ぶ、そして水生生物を観察しよう!」
4.参加者 磯長小学校生徒2年生 109名 先生 6名 保護者 約20名
水生生物科 12名(男子8名、女子3名)
秋田、石田、市村、上田、木村、高橋、浜嶋、林、宮脇、森本、山本、渡辺
配付済資料 「自然観察ガイド」大和川河川事務所・・・120部
5.イベントの概要
・川の話し、注意事項、魚類・昆虫などの取り方説明、投網の実演
・12グループに別れて観察活動・・水生生物科員が一人一グループ担当
・採取水生生物の同定と説明
6.データ 天候:晴、気温:24.9℃、水温:20.7℃ PH:7.5、溶存酸素:9.3 mg/l、
COD:6 mg/l、透視度:50cm以上
7.採取した水生生物
魚類:オイカワ、メダカ、コイ、ギンブナ、ドジョウ、カワヨシノボリ、ナマズ、カマツカ、
タモロコ、ブラックバス(10種) 甲殻類:ヌマエビ、アメリカザリガニ、スジエビ (3種)
両生類:ウシガエル、ツチガエル(2種) 水生昆虫:ギンヤンマヤゴ、オナガサナエヤゴ、
ウスバキトンボヤゴ、ハグロトンボヤゴ、シオカラトンボヤゴ、コオニヤンマヤゴ、ナミアメンボ、
チビミズムシ、ミズアブ、ヒメガムシ(10種) 環形動物:ナミイシビル(1種)
貝類:シジミ、カワニナ(2種) 合計28種
8.先生コメント
・心配していた天気が最高で、思い切り活動させることができて、とてもうれしいかった。
・子どもたちは、夢中になって生き物をとり、たくさんの生き物が入ったバケツの中をずっとのぞきながら、
とてもうれしそうに、眺めていました。
初めての体験だという子が多かったので、よほどうれしかったのでしょう。
・ナマズは特に印象的だったようで、「こんなん見たの初めて・・・」と言いながらずっと眺めたり、
さわったりしっている子がいたようです。
・多くのクロメダカは、ビオトープにいれましたが、少し職員室の前に、水槽に入れておいてあります。
ヨシノボリと、エビも同じようにしておいています。
・ごみ拾いもしっかりとしてくれました。2年前はもっともっとたくさんのごみがあったのですが、
今回はそれに比べると、とても少なかった。
9.評価など
・雨は前々日に上がったが、水量心配をしたが、快晴、水量適量で絶好の条件。
・小学2年生という心配があったが、素朴で礼儀正しく人懐っこいので、高感度大だった。
・調査用具を揃えて良い体験できるよう配慮されていたことはよかった。タモは一考が必要。
・保護者が20数名も参加していただき、役割を決めて協力されていたようなので、安心出来た。
・石川金剛大橋付近は水生生物が多様であることを、体験してもらえた。 以上
水辺観察会スナップ
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