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十三干潟のスズキ 2008.07.18 |
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※ スズキは出世魚で、セイゴ、フッコ(ハネ)、スズキと名前が変わり、スズキは、 60p以上のものを言うそうです。 今回のは正確には、フッコでしょうか。 スズキ(フッコ)料理 〈下準備〉 まず、うろこを取り、三枚に下ろします。内臓もきれいに取ります。 あまりきれいとはいえない汽水域で捕れた魚なので、しつこいぐらい丁寧に洗いました。 背びれが、硬くとがっているので、注意! 私は、指を刺してしまいました。 三枚に下ろすのは、骨が硬く、力がいります。 出刃包丁と、調理バサミも利用すると力がなくてもできますよ。 水分をよくふき取って、切り分け、半身は冷蔵庫へ、もう半身は塩をしておきます。 |
スズキの和風料理 |
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【スズキの塩焼き】
塩をした切り身を焼くだけの、簡単料理です。 オクラを焼き、大根おろしも添えました。 スズキの味がもろに出るだけに、臭みが出ないか、おいしく焼けるか心配でしたが、 結果は、ベリーグッド!大根おろしがよく合って、とてもおいしい! 皮を香ばしく、カリッと焼き上げるのがコツのようです。 |
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【スズキの木の芽焼き】
魚田とは魚の田楽のことをいうそうです。 たまたま、川久保で取ってきた木の芽を、砂糖漬けにしたのが冷凍にしてあったので、 それで木の芽味噌を作り、九分通り焼いて、味噌を塗って焼き上げました。 おいしくできるのではと、期待して作ったのですが・・ 白味噌で甘めにしたのがよくなかったのか、かえって魚の臭みを引き出してしまったようです。 塩気の多い赤みその方が、合うかもしれません。
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【スズキの中骨の潮汁】
三枚にうまく下ろせないので、どうしても、中骨に身がついてしまいます。 とてもきれいな中骨なので、捨てるのはもったいない! うまくだしが出るか心配でしたが、潮汁を作ってみました。 中骨は適度な大きさに切り分け、臭みが心配なので、十分に湯通しします。 しつこいぐらいきれいに血合いなどを取り除くこと。 昆布を漬けておいた汁に中骨をいれ、火にかけます。 沸騰しかけたら、昆布を取り出し、あくを丁寧に掬い取ります。 薄口しょうゆ、塩、酒で味付けし、ねぎ、木の芽を散らします。あまり、期待もせず、作った潮汁でしたが、 生臭みもなく、だしも、よく出てとてもおいしい潮汁ができました。 大満足! |
スズキの洋風料理 |
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一尾のスズキでも、本当にさまざまな料理が作れ、いろいろな味を楽しむことができました。 料理をし始めると、楽しく夢中になってしまいます。 たまには、こうして料理するのもいいものです。
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【スズキのオーブン香草焼き】
耐熱容器に玉ねぎを敷き、塩コショウした切り身を乗せ、パン粉を上からまぶしかけ、 ローズマリーをのせ、先ほどのオリーブ油を、多めに回しかけます。 200度のオーブンで、15分焼いて出来上がり・・・と、あるレシピには、あったのですが、 これはあまり、うまくできませんでした。 香ばしい焦げ色がつかず、しつこい味と香りです。 ローズマリーでなく、ディル、オレガノ、タイムなどに変え、 もっと高温のオーブンで20分以上、おいしそうな焦げ色がつくまで焼くと、よいかもしれません。 スズキ料理は全般に、香ばしい焦げ色をつけて焼き上げるのがおいしく作るコツのようです。
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【スズキの香草焼き】
前日に、オリーブ油に、ハーブを漬け込んでおきます。 切り身に塩コショウして、小麦粉をまぶします。フライパンに、先ほどのハーブも一緒にオリーブ油を多めにいれ、低めの温度で香りを出します。 香りが出たら、少し火を強め、皮のほうから、両面、香ばしく焼き上げます。 ピーマン、コーン入りのバターソースを作り、回しかけて、出来上がり。 この香草焼き、とてもおいしくできあがりました。 まあ、三流のフレンチレストランよりは、だいぶ、おいしいんじゃあないかと自画自賛 ※ハーブは、今回はうちに植えてあるオレガノ、タイム、ローズマリー、ミントを使いました。 ディルがあれば、魚料理に合うので、ぜひ、使いたいところです。
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