鯉こくのつくり方

 

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2006.12.15番川にて

 

 

@ まず、コイのうろこがすごいので、それを、ウロコ取りと包丁で、きれいに取ります。

A エラのところから、ウロコ3枚目ぐらいで、頭を落とし、

  黒っぽい苦玉を見つけて、必ず取り除きます。

  すごく苦くて、入れて調理すると食べられなくなるそうです。

  内臓やエラも取って、きれいに洗い、ぶつ切りにします。

 B 熱湯をザアッとかけて、臭みを取ります。

  不思議なことに、ぜんぜん臭わなかった生のコイのぶつ切りが熱湯をかけると

  泥臭いのでもない、生臭いのでもない、独特のにおいが立ち込めました。

  (このにおい、ちょっとイヤ、と思いましたが、大丈夫、後で臭わなくなります。)

 C なべに大目の水とたっぷり目の酒、ショウガも臭い消しに放り込み、

  火にかけて、ぶつ切りも入れます。

  煮立ったら、アク取りをしながら、12時間煮込みます。

  途中でショウガは取り出します。

D 豆腐、味噌を溶かし、ねぎを入れて、もう一度、煮立てて、出来上がり。

おいしかったか、ですってー? それはもう、ほんとにおいしかったですよー。    

最初に湯通しして臭みを抜いたせいか、ショウガのおかげか、食べてみると、全然、臭わないし、

コイの身の食感が、モチモチしているというか、ねっとりしているというか、

ちっとも、パサついていなくて、とてもおいしかったです。

 息子も試食に加わりましたが、コイの身の食感がいいと、気に入った様子でした。

もちろん、うちのネコのクリちゃんも、別なべでゆでたコイの切り身を、

おいしそうに、ムシャムシャ、食べていました。

 

 

 

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