水生生物科イベント実施記録                         作成:91日 浜嶋

JTの助成事業「自然と生きるこどもクラブ」 支援

実施日    平成19826()  10:0016:00               (水生生物科担当 10:0011:30   13:0014:30)

 

イベント内容 テーマ      「天の川探検-川遊び」

内容    (主催者の意図)

@天の川に入り、川の中に住む生き物探し、タモによる魚とり体験、

A魚を獲る方法には色々あることを学ぶ。(タモ、投網実演見学、もんどり仕掛け他)

B獲れた魚・水生生物について専門家から名前や住んでいる環境を教えてもらう。

C天の川の河川の状況について学ぶ(水質調査−パックテストや汚れ度等水の状況)

D「カモフラ−ジ」ゲ−ムで遊ぶ-自然の中に隠された人工物探し

 

主催   JT自然と生きるこどもクラブ

(シニア自然大学・CONE枚方・交野実行委員会・自然と生きるこどもクラブ)

[CONE実行委員会 = 枚方子ども自然教室、交野子ども自然教室、星のまちっ子探検クラブなど]

参加者  自然と生きるこどもクラブ(枚方・長尾地区の小学生) 58名、1〜2年生の保護者約20

スタッフ 主催者スタッフ 18名   水生生物科(林、森本、)

場所     交野市星の里「いわふね」沿いの天の川、上流部(川遊び)/下流部(水質調査)

水生生物科参加の意義

・シニア自然大学の地域活動、水辺観察イベント支援

・天の川を舞台として、子どもたちに川遊びの楽しさ、水生生物の観察の面白さを伝える

・身近な自然を守る大切さを伝える

実施状況  ・イベント開始前に水生生物科員は、水生生物をあらかじめ採取した。

・イベントは午前と午後との2回に分けて実施

・天の川の水生生物と環境についての説明

・タモなど採取用具の使い方、投網の実演

・水生生物採取時に適時アドバイス

・小学生たちは砂利や石を足でかき回して、ヨシノボリを捕まえて楽しんだ。

・トンボのヤゴを捕まえては喜ぶ姿もあった。

・魚や昆虫のことをよく知っている高学年生がいて、目を見張った。

・採取した水生生物同定と説明

天候: 晴  気温: 27.2(9:00現在) 水温:25.0(9:00現在)  pH8.0、溶存酸素(DO): 8.00r/l 98.8%

水生生物採取種 魚類:カワムツ、オイカワ、カマツカ、ギギ、ヨシノボリ属、ドンコ

甲殻類:サワガニ、アメリカザリガニ

昆虫:カワトンボ属、イトトンボ属、コオニヤンマ、コシボソヤンマ、シオカラトンボ属、ニンギョウトビケラ属、

アオヒゲナガトビケラ属、アメンボ、シマアメンボ、オオアメンボ

両生類:トノサマガエル、ニホンアマガエル、ヌマガエル

参加者の感想・ヨシノボリが沢山捕れて面白かった。

・はじめはコドモに捕り方を教えていたが、面白くて夢中になった。

・水が冷たくて気持ち良かったので泳いでしまっだ。

評価・反省 ・参加数が多いので2回に分けて実施した。2回目もヨシノボリを多く捕まえたのでトラブルなし。

・子供たちも保護者も、楽しそうであったのを見て、観察会は成功したと感じた。

・子供たちは行儀がよく、ボウイスカウトなどで屋外活動教育を受けた形跡が見られた。

2回目の説明は、同じことを話すのに戸惑いを感じた。

・両岸の樹木が川を被っているので、涼しかったが、炎天下の2回観察会は体力的に耐え難い。        

・そろそろ同定を科員が順番に出来るようにする必要がある。

開催責任者(川野晴雄氏)のコメント

・大変暑い中をご協力いただきありがとうございました。

・子どもたちの輝く顔つきに魅せられて続けている行事ですが、お蔭様で、9月以降も頑張れます。        

・あつかましいお願いですが、来年も8月最終の休日に開催予定ですので、よろしくお願いします。                                                                                               以上

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