イベント実施記録(3) |
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実施状況、特記事項など 午前の部 10:00〜12:30 ・十三干潟で、水生生物観察を行いながら、干潟の自然を楽しんだ。 ・参加者は、小型のクマデやスコップでシジミなど貝類の採取で夢中になっていた。 ・水生生物科員が主に投網やタモで魚類、甲殻類、水生昆虫などを採取した。 ・採取した水生生物の同定をして、この水域の環境について説明した。 ・採取した水生生物:アシハラガニ、クロベンケイガニ、テナガエビ、ヤマトシジミ、 コウロエンヒバリガイ、ボラ、スズキ、キチヌ、マハゼ、ウロハゼ、ニゴイ、フナ、カキ、フジツボなど15種 ・種類としては比較的多かったが、個体数は少なかった。 ・同定時、小学生低学年は興味を持って聞いていた。特にカニを触っては感動していた。 ・同伴していた父母も、熱心に聞き入っていたが、乗り出して質問するほどではなかった。 午後の部 13:30〜15:00 ・淀川区役所の保健センター2F学習室で講義形式でつぎの説明をした。 十三干潟の特徴と干潟の生物について 淡水魚の代表選手としてドジョウの話 ・午前中採取した水生生物についての復習では、全員が興味を持って聞いていた。 ・干潟の特徴の話になると、小学生低学年は疲れが出たのと受け入れ知識不足のためか、 集中力がきれた感じであった。ドジョウの話は興味を持った様子だった。 ・話の後に、水質検査の実習を計画していたが、中止した。 ・展示用に持ち込んだ、淡水魚であるドジョウ、メダカ、フナ、ザリガニ、オタマジャクシなどの説明をフリースタイルで行った。 ・水槽の周りに集まった、子どもたちはこれらの生物に興味を持ち、質問が一杯出た。 評価 ・初期の目的であった、「採集した生物を通して、干潟環境の特性」の説明をしたが、十分とはいえないまでも、 かなり理解して貰えたと判断する。 ・暑い中の泥んこ体験、シジミ取りは苦労した分だけ全員がいい体験になったと思う。 ・講義形式の話は、小学生低学年には難しかったようだ。工夫が必要。 ・暑い中の魚類の取り扱いにも工夫が必要である。 ・イベントとしては「説明できるだけの生物を確保し、土産のシジミも取れ、泥歩きの体験、 十三干潟情報提示など」盛り沢山の内容を提供することが出来た。 ・テント、飲料水・洗浄水提供などサービス面も苦情もなく、満足してもらえた |
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