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岡山県森林セラピーツアーと毛無山(けなしがせん)登山
観察日:平成28年10月27日(木)〜28日(金) 時間:1日と9時間 天候:晴れ時々雨 参加者:16名 |
「観察会概要」 第一日目 総勢 16 名、いつもの施業時格好とは違って多少よそ行き姿か…。近鉄難波前駅から乗り 込んでいた数名を併せ、バスは岡山へと向かった。 中国自動車道から山陰自動車道へと入り、蒜山ICを降りたのは、JR大阪発車後約 3時間だ。 本日天気晴朗にして 〜であった。予定通りに『道の駅メルヘン』に到着。そこから、少しばかり足を伸ばし『凱旋桜通』に向う。日露戦争に出征 して戻った兵隊さんが、凱旋後その通りでパレードをしたとのことであった。 桜並木のその通りは、 当時の面影を後世に伝えるべき、あちこちに立て札が見られた。 |
★新庄宿の説明を書いた立て札 |
昼ご飯は庄屋さんの家をリニューアルしたような『さくら茶屋』である。地産地消を生かした献立であった。 |
★桜茶屋 | ★昼食の献立 |
腹ごしらえも終わり、新庄村森林セラピー基地へ向かう 。平日のこの時期にかかわらず、先客がたくさん居て、驚かされる。数分待っ た後、A・B・Cの三班に分かれ、森林セラピー体験が始まった。 |
★インストラクターさんから説明を聞く |
森林浴という言葉がささやかれ出してから、数十年たつ、この山もやはりフィトンチッドなるものが充満しているだろうか。ゆっくりと歩くだけであるが、何やら気持ちよくなってくる。あぁ、いい気分だと思ったころに、ハンモックが張ってあった。インストラクターの方から「一度ゴロンと寝てみて下さい。おしり上半身、足という順番で乗ってもらうと落ちることはありません。」物は試しと 乗ってみると、これが頗る気持ちがいい。恐らく、あと1分目を閉じておれば、眠っただろう。 危いところであった。木や草の説明が続く。足下を見て、「これは何というのでしょうか。」 I さんがすかさず「カニコウモリソウ」と答える。「さすがですね、当てられたのは初めてです。」と真剣に驚かれていた。腰が抜けないかと心配であった。 |
★カニコウモリソウ | ★木の説明中 |
★木に抱きつく | ★ヌメリツバタケ(食用可) |
お土産にポストカードをいただく。 高貴寺または、天王山にハンモックを張ることを提案したい。
そのような気分になった。 16時過ぎに、国民休暇村蒜山に到着する。ちょうどいいぐらいの時間帯だ。ゆったりとお風呂に入り、部屋で寛いだ後、晩ご飯であった。晩ご飯の席上、代表から一言があった。森林セラピーがよかったこと、その中でもハンモックがものすごく気持ちよかったこと。また、インストラクター の方もさることながら、森林文化科にインストラクターさん以上に詳しい方がいる・・・など、代表の人柄がにじみ出た挨拶であった。 |
★ 一言挨拶をする代表 |
★ 晩ご飯の料理 | ★司会進行役 I 氏 |
一般のお客さんとは違う座敷で、森林文化科16 名で、ワイワイと過ごす。いいもんだ。1時間半ほど、 呑んで食べて、しゃべっていただろうか。 ごちそうさまの後は、幹事部屋で二次会ということであった。 |
★二次会の風景 |
森林文化科の科員は概ね穏やかで紳士な方ばかりである。毎週の施業が終わっても、伝書鳩である。ヘルメットやのこぎりのこともあり、家に帰るのも仕方がないかぁとも思える。年にいっぺ んの宿泊を伴う研修時ぐらいは、ワイワイやろうではないか。ぐっと呑もうではないか。酔っ払ったっていいじゃないか。そのように思うのであります。この日は、プロ野球日本シリーズの花が咲き、皆さん方のプロ野球に対する深い見識を垣間みることができました。メデタシ、 めでたし。 蒜山の夜は更けていった。 | |
第二日目 天の神様のいたずらか…。ぽつりとぽつりと雨が降っていた。 予定は、 津山城並びにその周辺見学(散策)へ変更された。 8時半にバスが出た。 |
★森林文化科科員16名の姿 |
雨のため、やむを得ぬことであったが、さっと切り替えて次のことを考えるあたりは大いに見習わねばと思いました。津山城の見学も、どうなることかと思いましたがほぼ貸切り状態で見ることができ、のんびりとできました。どんなところでも、築城に関わった人は何を思い、せっせと働いたのだろうか。築城の現場が見たい気がした。 |
★謎の刻印が押された石垣の石 | ★弁当を食べる |
弁当中のことであったが、地域の方がベンチに座って食事をと、考えていたのに・・・。我々16 名が座っていた(占領)ので、驚かれどこかへ行かれました。どこか食べるところがあったのでしょうか。 |
編集後記 雨は本当に残念でした。晴耕雨読と いう言葉があるように、じっとしていたくなります。また行けるようなら是非『毛無山』へ行ってみたいですね。 施業はチームワ−ク!!その礎を築けたような一泊二日でした。万々歳です・・・。 |