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大阪管区気象台と大阪地方裁判所見学
観察日 : 平成27年9月11日 時間 : 9時45分〜14時30分 天候 : 晴れ 参加者 : 19名 コース : 地下鉄谷町4丁目駅→大阪管区気象台(合同庁舎4号→(昼食)→京阪なにわ橋→ 午前の部・・・大阪管区気象台見学、パワーポイントにて気象業務に関する説明を受ける。 午後の部・・・大阪地方裁判所にてグループに分かれ、希望の刑事事件裁判を傍聴した。 |
<観察会概要> (1) 大阪管区気象台・・10時に集合、大阪管区気象台会議室に案内され、まず総務部広報係長Tさんより、準備されたP.P資料に基づき、気象業務の概要と気象庁の組織等につき、説明を受けた。 1)気象庁の組織 ・以前は運輸省管轄だったが、現在は国土交通省管轄 |
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*質疑応答 ・気象情報は軍事機密か・・現在は気象衛星で全世界を監視、軍事面での重要性はうすい。 ・民間気象会社情報と異なるか・・元のデータは気象庁より提供。H5年度より予報士制度導入により、各社の判断を加えて予報を発表 している。 ・土砂災害判定メッシュ情報とは・・各自治体の土壌データとリンクして情報を作成・発表 ・火山、地震が何故業務にはいるのか・・元々は気象が中心でしたが、自然災害の観点から加えられた。気象予報士は気象のみに限定 している。 ・自然災害が少ない地区はどこか・・やはり都会の方が少ないと思われる。 ・近畿地方はリスクが少ないか・・大阪も殆どが天井川であり、明日は我が身と考えた方が良い。 |
3)地震の話 Tさんの説明を受けた後、気象防災部地震火山課のYさんより地震に関する説明をうけた。 |
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*質疑応答 |
4)天気予報ができるまで |
*質疑応答 ・予報があたらなかったら・・苦情が良くある。原因分析し、自治体に説明に行く場合もある。 ・土砂災害警戒情報はどのように・・土壌性質を加味し、土壌雨量を計算、危険度を判定。 ・台風の定義は・・中心の風速が17.2m以上を台風といっている。低気圧は関係ない。 ・3000m以上の気象予報は可能か・・現状では困難な状況である。 |
5)現場を見学 |
(2) 大阪地方裁判所見学・裁判傍聴 大阪管区気象台見学終了後、各自昼食を摂り、京阪電車中之島線なにわ橋下車、大阪地方裁判所に12時50分に16名が集合。(3名は午前中のみ)本日13時30分に開廷する以下の法廷の中、各自が希望する裁判を傍聴することにした。(撮影禁止の為、写真はありません。) 1)13時30分開廷の法廷の事案 ・無免許過失運転致傷事件・住居侵入、窃盗、公用文書毀棄事件・傷害事件 ・危険運転致傷事件・大麻取締法違反事件 5件 2)Nが傍聴した傷害事件の法廷 ・事件概要・・すれ違いの体の一部が触れた際にいきなり暴行を受けた為、その後被告と他の1人と共謀し、仕返しの為、包丁に て相手の太ももを刺し、重傷を負わせた。 ・審理状況・・弁護士が起訴事実、その後の情状酌量されるべき事柄に関し、被告に質問後、検察官が懲役3年を求刑、判事が次回公 判日を協議・決定し閉廷した。 ・感想・・・・起訴事実を全面的に認めており、情状酌量が争点の簡単な事案の為、事務的にたんたんと進められていた。テレビド ラマで見る法廷の感じとは違っていた。検察官が若い女性だったのに少し驚いた。裁判の傍聴は初めての体験。自由に傍聴できる ことも初めて知りました。 終了後流れ解散した。 本日は午前中には日本の気象関係業務の状況を詳しく教えて頂き大変勉強になった。更に興味深く天気予報を見ることができると思った。又初めて裁判を傍聴する体験ができたのも良かった。 |