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剣山登山と巨樹めぐり
| 観察日:平成27年11月5日〜6日    時間:5日 梅田 8時出発       天気:5日 晴れ      参加者:19名 6日 梅田 18時30分帰着 6日 曇り コース: 大阪発→明石海峡大橋→つるぎ町・道の駅→見ノ越→西島→つるぎ山頂→西島→見ノ越→夫婦池宿泊地→巨樹巡りツアー →つるぎ町・道の駅→明石海峡大橋→大阪着 コースタイム:5日 ・・・ 見ノ越 駅 14 :00 リフト 西島 14 :20 →大劔神社 14 :40 →剣山 頂上 (15 :10 着 15 :25 発) →頂上ヒュッテ 15 :35 →刀掛けの松 →西島駅 16 : 05 リフト 見ノ越駅16 :20→ラフォ―レつるぎ山16 :30着(宿泊) 6日・・・ ラフォーレつるぎ山 8:00 →桑平のトチノキ 、スギ→葛籠(つづら)のヒノキ →王太子神社 のスギ、ケヤキ →奥大野のアカマツ→赤羽根大師のエノキ→蔭・白山神社のモミ→つるぎの宿・岩戸 (昼食)→土釜→貞光・うだつの町 →道の駅・ゆうゆう館13 :45着  | 
    
| <観察会概要> 5日 国道483号線を貞光から見ノ越まで向かう、車中から見える紅葉は山麓まで降り、西島へ行 くリフト脇のブナは寒々と 、ナナカマドの 赤い実だけが僅かに残っている。 絶好の登山日和を大劔神社へ、ここで御神水(名水百選)を経て下山 するメンバーと別れ360度展望の開けた頂上へダケカンバ の茂る雲海荘直下を登る。 次郎笈や紅葉の山々を眺め、帰路の尾根道を刀掛けの松から見ノ越と今夜の宿がある夫婦池へと向かう 。  | 
    
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| 足跡図・・・・・GPS記録では西島から凡そ標高差210m 沿面の歩行距離2.7Kmでした。 | 
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      大劒神社前にて | 
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      ![]() 剣山山頂(1955m)  | 
    
| 御神水(Fさん撮影) | |
| 説明では 、その昔、 屋島の合戦に敗れた平家一族が安徳帝を擁してこの地にのがれ、平家再興祈願のため剣神社へ帝の紐剣と共にこの水で禊いだお髪を奉納されたといわれてる 。 剣神社の御神体である御塔石の根元より湧き出ており神の水として崇められ、石灰岩質であるためミネラル分に富んで長期間腐らず病気を治す若返りの水として知られているとある 。  | 
    
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| 資料によれば、 剣山の頂上(太郎 笈、次郎 笈)には、 遥か彼方に広がる草原あり 、9月初めには、 リンドウが一面に 咲く 。祖谷には平坦で広い場所がないため平家の落人たちは再興を願って、馬の訓練をこの場所で行ってい たと伝えられる。 | ||
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      天皇は、平家の 「草薙の剣」を剣山頂上にある高くそびえる大岩に納め、平家一同の盛隆を祈願された。その剣山登頂途中の休息時に「草薙の剣」を持った従者に目とめ、顔中に汗が流れているもかわらず、拭うこともせず威儀を正している姿をみて強く心を打たれ 、剣置いて汗を拭くよう声をかけられたが 、従者は戸惑い躊躇い安徳天皇は、再び剣を縁起のい松木に掛けて汗を拭うようにと言葉かけた。それ以来平家の落人たちは、訓練でここを訪れるたびに「刀掛けの松」と呼び、枯果てた姿の今でも伝説として残 っている 。 | 
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| マユミ | 索道横の落葉したブナの木 | 宿舎・ラフォーレつるぎ山 | 
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      ←  反省会? 終了後に様子を伺いに狸が!!! (撮影 岩崎さん)  | 
    
| 6日 巨樹巡りと貞光の街並み見学 | 
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      山村の狭い道を通過するとの事、マイクロバスに乗り換えガイドつるぎの達人の案内で巨樹と貞光の街並み見学。 | 
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| 桑平堂のスギ 樹齢推定500年 幹周り7.95m  | 
    
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| 桑平のトチノキ   樹齢推定500年 幹周り8.5m 樹高16m  | 
      清らかな山水で銀杏造り | 
| 葛籠(つづら)のヒノキ  樹齢推定500年 幹周り 5m  | 
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![]() 王太子神社のケヤキ 幹周り 5.55m  | 
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| ↑ 何かが樹皮を? | 山を登ること15分・奥大野のアカマツと達人 幹周り5.35m 樹高約18m  | 
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| 赤羽根大師のエノキ(天然記念物) 樹齢推定800年 幹周り8.7m 樹高18m(日本一)  | 
      陰・白山神社のモミとアカガシ モミ幹周り6.45m 樹高約 30 m と 折れたカシ 幹周り 6.1m  | 
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         緑色片岩の層を 川が横断することで 浸食構成され滝壺は 狭い釜状で3つ  | 
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| 貞光の街並み | 土釜 | 巨樹巡りを終えて | 
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      ![]() 鏝絵のある卯建と街並み  | 
    
![]() 旧永井家庄屋屋敷  | 
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|   酒造業を営んだ商家の織本屋 好天に恵まれた剣山山頂からの大展望 、数多くの限界集落や朽ち果てて行く廃虚や校舎を 見つつの巨樹巡り。 商業と交通の要衝して栄えたであろう貞光の街並 、盛衰いっぱい秋いっぱいの合宿であった。  | 
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