|
生駒ハイキング神津嶽コースから平群町へウォーキング
観察日:平成27年10月18日 時間:5時間5分 天気:晴れ 参加者:15名 コース:生駒:枚岡神社→こども広場→鳴川峠→千光寺→生駒山口神社→元山口駅 コースタイム:9:55「枚岡神社発」→10:05「姥ヶ淵」→10:30「枚岡展望台」→11:55「ぼくらの広場:昼食」 →13:40「千光寺」(全体記念撮影)→14:20「清滝石仏群」→14:45「山口神社」 →15:05「元山上口駅」(解散)※一部かんぽの宿での入浴へ |
「観察会概要」 秋らしいさわやかな日であった。生駒山のふもと、歴史の重みを醸し出す「枚岡神社」には、早くも森林文化科科員の声が響いている。遠方からの科員であっても、集合時刻よりもかなり早く参集する。参加予定者全員が揃ったところで、ラジオ体操が始まる。日本人たるものこのラジオ体操を心して行おう・・・。世界の国々には、食べ物に関して、ソウルフードなるものがある。このラジオ体操は、日本における「ソウル体操」であろう。 ラジオ体操で体をほぐした後、ストックを取り出す科員やさらに足の補強体操をする者、リュックを担ぎ歩きだす。賽銭箱があったが、手を合わせるにとどめ、枚岡神社の脇を登り出す。歩きだしとしては、急な感じを受ける。ほどなく「姥ヶ淵」が右手側に迫る。日本の神社仏閣には、そこかしこに、悲しい物語が残る。「姥ヶ淵」もそうであった。 気温約18℃であったが、額に汗がにじみ出す。気を紛らわすために、あれこれ他愛のない会話が続く。足元は石畳から次第に山土へと、変化していた。歩き始めてから、約25分。この時間が最初の休憩には最適らしい。汗を拭い、一息入れる。 土の道に長い階段が続く。上り切ると、見晴らしいの良い、「枚岡展望台」であった。快晴に近い青空であったため、大阪市内が一望できる。アベノハルカスが見える。さらに目を凝らすと、大阪城の屋根がかすかに見える。約400年前までは、大阪城が高く聳え立っていたのだろうと古の大阪平野へ思いを馳せる。 胸突き八丁などと書かれた看板がある。ふと、赤松の根元に目をやれば、「アキノキリンソウ」が咲いている。昆虫は黄色に集まりやすいとの説がある。人間もそうだろうか。黄色い花を見て、重かった足取りも変化する。花の効能に感謝する。重い脚が軽くなるとのこと・・・・・。 昼食場所には、正午ちょっと前に到着だ。腹ごしらえをすませると「鳴川峠まで上りやけど、あとはほぼ下り道や・・・。」とのNリーダーの声が士気を高める。鳴川峠を越えると奈良県へ向かって下るのだなぁと思うと二県にまたがる生駒山のでっかさに痺れる。峠という文字通り、山の下めがけて、てくてくと下る。木々に覆われた山道であった風景が徐々に、山里で暮らす人々へと移り変わっていく。千光寺でしばし、お寺の見学をし記念撮影をした後、清滝の石仏群には、仏像彫刻の妙に唸る。途中、民家に並べられた野菜を買う。名を忘れてしまったが、近所の市場では手に入らないものだ。おばさんに食べ方を聞き元山上口駅を目指す。途中、柿がたわわに実っていた。 枚岡神社からスタートし、元山上口駅に到着する。大阪から奈良へのウォーキングであった。 |
枚岡神社からスタート |
道は神津嶽コースへ | 長い階段が続く |
アキノキリンソウ | 千光寺にて、全体記念撮影 |
清滝石仏群 | 元山上口駅にて、解散 |