UP 2013.03.18 1SH
日本ペイント叶Q屋川事業所見学と淀川点野ワンド清掃活動
■日時:2013.3.8(金) 晴れ ■集合:京阪 寝屋川市駅 9:10 ■場所:日本ペイント株式会社寝屋川事業所 淀川河川公園 ■参加:環境科 39名 |
京阪寝屋川市駅〜日本ペイント叶Q屋川事業所〜摂南大学(昼食)〜淀川河川公園点野地区にて清掃〜京阪寝屋川市駅
《日本ペイント叶Q屋川事業所工場見学》 10:00〜12:00
1881年(明治14年)、日本ペイントの前身である「光明社」が設立され、これが日本の塗料工業の端緒となった。文明開化の明治期の日本にあって、近代工業の発展とともに、船舶や建物、橋梁のインフラストラクチャーを守ると同時に、生活に彩を加える塗料の需要は飛躍的に拡大し、その用途も拡大の一途をたどった。 (日本ペイントCSR報告書2012より)
![]() 中央研究所にて工場の概要説明を受ける |
![]() 塗料製造工程の説明パネル |
![]() 玉虫のように色が変化する塗料で塗装された玄関上のメタル |
日本ペイント株式会社寝屋川事業所では、浅野事業所長より安全上の諸注意のあと、尼子氏より「会社概要と安全環境の取組」について説明を受けた。 当事業所の製造部門は2009年に大阪事業所に移転したので、研究開発・技術・顧客推進業務のみとなっている。化学品を反応させて製造するという業種上、安全管理や社会責任を強調されていた。 |
![]() 工場の排水処理設備について説明を受ける |
![]() 工場構内を案内していただいた |
![]() 昼食は工場前の摂南大学寝屋川キャンパスの学生食堂を利用 |
場内の見学では、配す処理装置の説明があり、有機溶剤の保管場所には連続監視装置、また消火器・消火栓・消火器格納庫など赤い箱が目立った。 今日は暖かい日であったが、摂南大学さんのご理解でキャンパス内の学生食堂を利用させていただき、温かい食事とトイレも利用できてたいへん有り難かった。 |
日本ペイント寝屋川事業所で集合写真(さすが塗料工場、色彩豊かな玄関前で)
《 淀川清掃活動 》 13:00〜14:30
場所: 淀川左岸 淀川新橋下流 大阪湾より約20kmの地点
寝屋川から枚方にかけての片道3Kmにわたる淀川河川公園は、環境科竹下さんの”フィールド”で、毎朝一人で清掃活動(ゴミ収集)を長年されています。今日は環境科39名で年に一度の定例行事として清掃活動を行った。足場も悪く、水際での作業で安全を確認しながら、各人ビニール袋にゴミを何杯も収集した。
ワンドは貴重な生物の棲みか、それがゴミの漂着場所に
本日の世話役さんのスケジュール説明
当地の清掃、環境活動説明と行政の対応と姿勢について所感
平成18年から始まった社会貢献活動の淀川河川公園清掃は今回で七回目で、ここを活動フィールドにしておられる竹下さんの先導で、点野ワンドの岸辺清掃とワンドの西のヨシ原にセンダンなどの大木がある処の二組に分かれてゴミ収集した。 |
![]() 水辺の作業、足元ヨイか、ヨシの掛け声で |
![]() 堤防を降りたり、上ったり、これも足元確認 |
![]() 上流から流れてきた廃棄物、日本人の公共心を疑う |
ワンドには小さなポリ容器などが多かったが、鳥飼仁和寺大橋側にはバイク、自動車部品ではないかと思われる2メートル長さの金物や、はるか遠くから流れ着た汚れが目立つ物が多かった。戦利品は軽トラックでは載りきらず、2トン車が要るほどと思われた。 |
![]() 借用した清掃道具の回収と整理 |
![]() 何か清々しい気分で全員が無事故で帰途に |
ゴミ収集用の火ばさみなどの借り出し・返却については荘司さんにお世話いただいた。有り難うございました。 お水取りの期間中とは思われない四月上旬並みの気温で、淀川河川敷の風が心地よかった。 足元にはヨモギの可愛い葉がびっしりで、ワンドにはオオバン、ダイシギ、セグロセキレイ等の野鳥が迎えてくれた。また目立ったゴミが目につかないのは、竹下さんがこの地区でゴミ拾いをされて10年 ! 成果が実りつつあるのだと思った。一画に大きなゴミ袋が数個積み重ねられてあった。今朝もゴミ拾いを実行されたのだと分かり、頭が下がる。挨拶してくれる人、協力してくれる人もいるらしいが、全体の意識はなかなか変わらないらしい。 集合写真のあと少し歩くと、タンポポやオオイヌノフグリがいっぱい咲いていた。 |
清掃活動での成果物を前に集合写真、お疲れ様でした
写真・北仲(写真説明とも)、文・辻井 企画、世話役・飛山、辻井
清掃作業指導及び段取り・竹下、荘司